季節の和菓子

 
ころん、と丸いかたちをしたお菓子。
 
見るだけでも幸せな気持ちになってしまう、このお菓子の名前は「朝顔」だそうです。
 
上品な甘さにもとても癒されます
 
 
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平安時代清少納言の『枕草子』に、「あまづら」が登場します。
 
まだ砂糖が普及する前。大事な甘味料だったのでは、と想像します。
 
「削り氷(けずりひ)にあまづら入れて、新しき金鋺(かなまり)に入れたる…」と書いているように、細かくした氷を金属製の器に入れ、甘葛をかけて食べたそうです。
 
きっと、彼女の脳内にも、美味しいものを食べたりする時に出るという、「幸福ホルモン」が出ていたのでは…。
 
 
昨年、以前からファンのお菓子屋さんの近くの職場に異動したのは良かったのですが、残業続きで開いている時間に間に合わない(泣)。
 
ようやく寄れて、あれもこれもと欲張りたいけれど、今回はこの可愛らしい「朝顔」で。