2013-01-01から1年間の記事一覧

Dried persimmon(hoshigaki)

柿です。 干し柿にすべく、吊るしてみました。 大分しぼみました。 これ以上しぼんだら、食べるとこ無くなっちゃわない? 若干、心配。 さあ、食べごろはいつだろー。楽しみ~。 一口で終わっちゃいそうですが。 柿 Persimmon Persimmon trees are planted i…

gebackene Susskartoffel の季節

Baked Sweet Potato From autumn to winter, the song like shouts of "Stone-baked sweet potatoes!" can be heard throughout the streets of Japan. These mobile shops are little trucks with equipment for baking sweet potatoes. These sweet potato…

“Shun”

「旬」て、英語でどう説明するんだったかな。と思いまして。 早くしないと、「秋の旬」が終わってしまう。 で、引っ張り出したバックナンバーの記事。 “Shun” for foodstuffs in Japanese means the seasons when vegetables, fruits and fishes tastes best…

イチジクと美女

イチジク。手で割ってみた。 昔、庭にイチジクの木がありまして。 小さい頃の私にはイチジクって、「なんかジミなくだもの」にしか見えませんでした。 食べるとき、手がべとべとするし。 ある日、そろそろ熟れて食べごろになってきたイチジクを捥いで割って…

ペスゥ問題 ~『古代エジプトの数学問題集を解いてみる』より

『NHKスペシャル 知られざる大英博物館 古代エジプトの数学問題集を解いてみる』 三浦伸夫 NHK出版 P65 Q11 2ペスゥのビール10杯は、5ペスゥのパン何個と交換できるか? ………。 え? とっとと答えを見る。 A11 2ペスゥのビール10杯に必要な粉は、10÷…

本日の「冥界の果実」

我が家の「冥界の果実」ザクロ。 少々タコさんウィンナーっぽい。 もう少し育って、ザクロっぽくなった、というより、 たこ焼きちっくな感じ。 まだまだ。 ザクロといえば、「プロセルピナ(ペルセフォネ)」。 プロセルピナはギリシャ神話の、ゼウスと豊饒…

エロスとタナトス

金。 かね、じゃなくて、この場合「きん」です。 ひかりもの、大好きです。 それと同じくらい、いえ、それ以上に世紀末芸術大好きです。 その世紀末を生きた芸術家のひとり、グスタフ・クリムト。 彼の手による、ストクレ邸壁画。 「生命の樹」を背景に、「…

安治佐為(あぢさゐ)

やまと言葉の「青い花が集まって咲く」という意味である、「あづ(集)さい(真藍)」が語源とされる「アジサイ」。 その表記も、万葉集では、「味狭藍」、平安時代中期につくられた漢和辞書「『和名類聚抄(わみょうるいじゅしょう)』では「安治佐為」と…

万葉の白(しら)つつじ

をみなへし佐紀野(さきの)に生(お)うる白(しら)つつじ知らぬこともち言われし我が背 作者未詳 万葉集 10-1905 「をみなへし」は「女郎花(おみなへし)」ですが、「佐紀」の枕詞として使われることもあり、「をみなへし咲き」 として、同音の「佐紀野…

平安童女の上着・躑躅色 「色で読み解く日本史」より

「色で読み解く日本史」 中江克己著 青春新書 P167 躑躅(つつじ) つつじには色んな種類、色がありますが、我が国では、赤みのある紫を「躑躅色」というそうです。 平安時代には既に「襲(かさね)の色目(いろめ)」のひとつに、「躑躅」の色目があったよ…

江戸のスイーツ 「大江戸ものしり図鑑」より

今年の桜たちも大変お綺麗でした。 観て楽しい桜と、 下は、食して楽しい季節の「京菓子」。 「大江戸ものしり図鑑」(主婦と生活社)(P260)によると、 「菓子の世界においても「下り物(くだりもの)」が権威で、鈴木越後・金沢丹後などの有名店はいずれ…

the Cherry Trees and the Blue Sky

It was a fine day. The cherry trees will be in hull bloom very soon. I am now looking forward to see the beautiful cherry blossoms. おっと、電線入っちゃいました。でも、まあいいか。 このさくらたちも桃の花たちもそんなことはきっと気にしない。

桜より、

朝、いつもとは違う道を通ったら、小学校の正門近くの桜が咲いていました。 これくらい咲いていたのはこの木だけ。 頭上の桜。ちょっと距離があります。 関東系の桜餅も好きですが、こんな感じの「道明寺」も好きです。 やっぱり花より団子、いや桜餅か? …

椿・椿・椿

近所のお宅の椿。きちんと手入れされている。 ウチの子たち。 日陰ですが、元気に咲いていました。 葉っぱがムシに食われてる。 ちょっと重たげな白い椿。 落ちてしまった椿たち。下は古布。 つぼみの頃も、散る時までも、きれい。 今年の椿たちも覚えてお…

白いツバキの花

白い椿が咲きました。 愛を打ち明けた青年・アルフレードに、高級娼婦・ヴィオレッタがツバキの花を渡して、言う。 この花がしおれる頃「返しに」来るように、と。 二人は「明日」の再会を約束して別れます。 18世紀初め、オランダ東インド会社の商館医ケン…

梅と古伊万里

道に落ちていた梅の花を持って帰って、古伊万里の器に入れてみました。 「花見酒」の真似事です。 花、と言えば、やっぱり桜を挙げますが、平安時代より以前では、花は「梅」だったそうです。 中国から入ってきた文化が、日本人の感性に合ったものへと変貌・…

水仙の香

昼休みのお散歩中に撮った今年の水仙。数日前はもっと香りが強かったです。 飯塚信雄氏の著書、『ファッション史探検』 シャンデリアの項には、 19世紀のロンドンでは、黄水仙が好まれた。コーンウォール半島の突端に近いシーリー諸島から早船でロンドンに送…

姉ナンネルへの手紙 「モーツァルトの食卓」より

「モーツァルトの食卓」 朝日新聞出版 関田淳子 1771年8月31日、《アルバのアスカーニョ》を作曲中のヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトは、姉のナンネルに宛てて、 「君に代わって、僕はおいしいナシやモモ、それにメロンをいっぱいいっぱい食べたよ…

19世紀に生きる女 ~『誰も知らない「名画」の見方』より

『誰も知らない「名画」の見方』 高階秀爾(著) 小学館101ビジュアル新書 「ベルト・モリゾ」の名前は聞いたことがない、という人でも、印象派の画家で有名なエドゥアール・マネの、ほら、あの絵だよ、あの絵の女性、…と言われれば、思いつく人もいる筈。 …

見るだけ 「BERRY BOOK ベリーの本」より

「BERRY BOOK ベリーの本」 富宇賀ひろこ 文化出版局 料理本、好きです。見るだけですが。 絶対作らない、と知りつつ、買ってしまう時もあります。 で、古い本を引っ張り出してみる。 いいですねえ。美味しそうです「BERRY BOOK ベリーの本」。きれいな写真…

庭の梅

梅が咲きました。 とってもいい匂いがしています。ちょっと、幸せな気持ち。 残念なことに匂いまでは取っておけないけれど、せめて、画像で今年の梅を残しておこう、と。 てワケで、万葉集から。 「闇夜(やみ)ならば宜(うべ)も来(き)まさじ梅の花咲け…