ラテン語“ペル フムム(煙によって)”

「香水を意味する英語のパーフュームは、(フムム)によって(ペル)というラテン語から来ているように、もともとくゆらすことによって芳香をもたらすものだったが、十七世紀にはいって、香粉にアルコールをまぜて加熱し、香気成分を溶出する技術が開発された。」(「ファッション史探検」 飯塚信雄著 新潮選書)
 
The word perfume used today derives from the Latin per fumum, meaning "through smoke." (Wikipedia
 
per 英語のthrough
humum 英語のsmoke 
 
 ドイツ語では Parfum,  フランス語では parfum,  イタリア語では profumo,  スペイン語では perfume …。
 
 日本語だとその言葉から「水」のイメージなのですが、確かにつけてしまえば煙のように「目に見えないもの」ですね。
 私も香水が大好きで、最初の頃は『羊たちの沈黙』の主人公・クラリスと同じ「レールデュタン」を愛用していました。
 
 アロマテラピーなどに使われる精油もいいなと思うのですが、各社から出ている香水も捨て難い。
合う合わないとか、好き好きはあっても、どれも調香師さんたちが苦心の末創り出した香りという作品なのですから。
 
 こういう物語もありますけどね。
 
 
 
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ユピテルとアンティオペ」
 
この絵の一部が本の表紙になっています。