梅見月

 
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紅梅と来たら鶯でしょ。と思ってから、
 
鶯と来たら、「鶯のフン」だよな。と。

…。

いや、いや。
今は「梅見月」。
 
鶯のフンも美顔には欠かせないものだけど。

 
そこで、気になるお菓子「甘露梅(かんろばい)」。
 
梅見月(二月)には直接関係が無いかも知れませんが。

 
 
江戸時代、吉原の年中行事。
 
五月中旬に、廓中の茶屋が翌年の年始用に甘露梅を作る
 
とある。
 

吉原名物中、最も有名だったという甘露梅は、
 
五月半ばに吉原内の茶屋が一斉に作り、ひいき客への進物に」したそうな。(『江戸の食と暮らし』 洋泉社MOOK)
 
一般的には紫蘇の葉で包んだ梅の実を砂糖で漬けたものだが、細かいレシピは茶屋ごとに異なっていた。
 

更に、『大江戸ものしり図鑑』(主婦と生活社)によると、
 
吉原は一流の遊客を相手とするだけに、廓内で売っていた食品や菓子はどれも絶品。わざわざ取り寄せる大名もいるほど好評を博した。

ほほう。

そんなに美味いのがあるのか~。と思っていたら。
 
まだあった。
 
「巻きせんべい」折詰にして進物専用
「最中の月」あんころ餅の一種
「山屋の豆腐」隅田川の水で作った豆腐。「世に並びなし」と称された。

…。

いいな~。食べたい。お取り寄せしたーい。